建築作品の特徴

建築設計 施主の御希望を把握し整理しながら、建物を技術力,デザイン力、こだわりをもって、予算内で実現していきます。設計とは施主が希望する内容を理解するだけではなく提案もしながら諸条件のもとで,最大限の可能性を追求し,図面等に表していく過程です。従って納得し,満足のいく建物をつくるためには,時間と労力が必要です平面図や立面図などの図面は,この作業をまとめた成果にすぎません。施工者などが設計はサービスですということを耳にしますが,もっとも大切な仕事をサービスで行えば,納得がいくものをつくることは難しいですし,事実多くのトラブルがここから発生しています。あるいはそのサービスというものが施主の知らないところの工事費に入っていることも多く、知らない間に設計料を支払っていることもあります。
工事金額を単純に坪いくらという言い方をするのはとても難しいことです。 土地や道路の状況、大きさ、どこまでを本工事とするかによっても当然違ってきます。当事務所の仕様で建物本体、造り付け家具、設備器具を含めて通常の住宅では55~70万/坪程度(外構工事別)です。しかしそれ以下の坪単価でも作品を造ることは可能ですが特殊解での環境に意欲を持ち住まう事に挑戦する力強さも必要です。そして施主自身も建築工事に参加する事も大切だと思いますし当事務所としても施主施工のアドバイス、提案は惜しみません。結果的にオリジナルで空間的に満足のいく作品が低予算で完成するということはアイディアと施主の労働力が必要不可欠です。
 
当事務所の設計は、採光、通風のための窓をデザイン、機能に応じてとり、開放的な空間をつくり、仕上げの種類は出来るだけ天然素材で環境に配慮した材料を採用しています。機能性、利便性も兼ね備えることも必要ですが、それ以上に豊かな空間、素材を提案、追求していきたいと考えます。
  また造り付けの家具などオリジナルのキッチン、洗面所、他、家具等を予算を考慮しながらデザイン、提案しています。全体 のバランスの中で慎重に考えていかなければならない問題はコストバランス、予算に応じたパーツ、素材、仕上げ材を使い分ける事だと思います。また、これからは産地の製材所などと協力しながら、良い材料を使って家を建てる 方法を模索していく考えです。
見積り査定 出来上がった実施設計図面を基に施工業者に見積りを依頼します。工事発注時には,施工者に適正価格で発注するために,施主の立場で見積書をチェックします建物を適正価格で発注するためには,きちんとした設計図を作成する必要がありますし、その図面をもとに施工者から提出される見積書は詳細な単価内容として提出されます。施工業者は基本的に利益追求型であることが多く,時には目に余る見積で工事が行われているケースも見かけます。設計事務所は施主の立場で見積書をチェックし、また見積依頼の際、施工者の体質、経営状態などの目に見えない所まで推測し、金額以外の工事発注の参考ともなります。
現場監理 工事中は,手抜き工事等のトラブルがないように施主の代理者として,工事内容を随時監理し,工務店に対し指導します。施工現場では多種多様な職種の職人たちが専門的な仕事を行います。工事の責任は工務店にありますが,設計事務所は施主の立場で現場をチェックし,より良い建物を実現するように努力します。建築工事費は金額も大きく複雑なため不明瞭な利益が施工者に入りやすいものなのです。設計事務所が中に入ることでこれを排し,合理的に行うことで適正なものとなります。
 
構造計画について
 

当事務所はスウェーデン式サウンディング試験という簡易的な
地盤調査(30,000円~50,000円)を通常行っています。軟弱な地盤に建築する場合は、地盤調査結果に基づき杭工事や地盤改良を行います。

基礎は通常ベタ基礎としています。
ベタ基礎は基礎全面に鉄筋を組みコンクリートを打設する事で強度が高まり、ベタ基礎の下に土間シートを敷くことにより湿気を防ぎ、建物の高耐久性も期待できます。

耐震性を確保するため建築基準法を基に、構造壁の壁倍率を基準法の1.2倍以上確保します。また通常の筋交いに加え、外壁材下地には全面構造用合板を貼り(外壁の仕上げによる)面の剛性をとり、強度を高めています。


仕上げ材は天然素材を提案

柱は4寸角(120・120)の杉材、土台は4寸角(120・120)のヒバか檜材を通常使用しています。梁は杉、松材を化粧とする事が多く、構造材を意匠的に内部空間に美しく、大胆に表現します。これらは含水率15%以下の乾燥材を使用することで品質管理を心掛けています。

床材は質感の良い天然素材を使用しています。
出来るだけ無垢の天然素材を勧めています、厚みが24ミリから30ミリの杉材は素足に気持ちよく肌に優しい素材です。傷は付きやすいですが経年変化と素材の持ち味が好評です。他に松、桧、欅、楢材などがあります。


内壁材はビニールクロスは使用せず、コストは高めですが室内環境を優先し漆喰など左官材で通常は仕上げます。
一部無垢の板材なども意匠的に内壁に使用します。
外壁材はデザイン、予算、工期に応じて左官材、板材等提案します。
木製玄関戸、内部建具や造り付け家具などは当事務所デザインで予算に応じて提案します。
下地や合板、断熱材はF☆☆☆☆商品を標準としております。  
   
以上のような設計内容で施主と共に、普遍的で快適な天然素材を使用した住空間を提案していきたいと考えています。